日本を代表する映画監督・堤幸彦氏が手掛けた大ヒット舞台を映画

日本を代表する映画監督・堤幸彦氏が手掛けた大ヒット舞台を映画化した『真田十勇士』のレッドカーペットセレモニーが、29日に新宿モア四番街で開催され、中村勘九郎松坂桃李大島優子ら総勢14名が出席。

 本作は、天下の名将と名高い真田幸村が、実は“腰抜け”の武将だった、という大胆な発想のもと製作された同名舞台の映画版。2014年1月に“日本テレビ開局60年特別舞台”として上演され、そして“真田イヤー”の今年、映画と舞台が同時期に公開&上演されるという、史上初のビックプロジェクトが始動。

 この日のレッドカーペットセレモニーには、堤監督、中村、松坂、大島に加え、永山絢斗加藤和樹高橋光臣石垣佑磨駿河太郎村井良大荒井敦史、望月歩、青木健、加藤雅也が登場。http://www4.hp-ez.com/hp/faoeuoraer
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 台風の影響で不安定な空模様の中での屋外イベントということで、中村は「なんなんですか、この天気は。大雨の中でやることを覚悟してやってきたんですが、まさかのいいお天気。天も我々の味方をして大ヒットを願って、このイベントを成功させてくれたんじゃないでしょうか。奇跡ですね」と歓喜の表情を見せると、松坂も「本当に奇跡。直前まで雨が降る予報だったから、違うスケジュールでいきますと聞いていたので、無事開催できて嬉しい」と胸をなでおろす。

 また、松坂は撮影を振り返って「馬と一緒に走るシーンは意外とCGではなくて。監督に『馬と並走して走ってくれ』と言われて、脚がパンパンになりました」と過酷だったロケ撮影について語ると、中村も「平らな道じゃなくて、草がぼうぼうに生えているところを走るので、リアルにこけている人もいましたね」とコメント。…
紅一点、くノ一・火垂を演じる大島は完成した作品を観て「みんなカッコイイんですよ!」と語り、「今日はスーツ姿の十勇士を見て、惚れ惚れするなっていうくらいカッコイイって思ったんですけど、劇中では、甲冑姿や忍者姿で戦う、男の生き様をすごく胸に焼きつけられた」と絶賛。さらに「みんな、学校の男子の部活みたいな感じで、仲良くわいわいしていたんだろうなって思ったので、私はちょっと寂しいです」とポツリ。「私は五勇士くらいしか一緒になってないので、仲間に入れてないんです」と語りつつ、十勇士をはじめとする男性陣を見て「圧を感じます。男の方に囲まれると熱い……」と本音を漏らし笑いを誘う。

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 十勇士の1人である根津甚八役の永山は「一人一人がとても生き生きとしていて単純に楽しめました」と完成した作品を見た感想を述べると、由利鎌之介を演じる加藤和樹も「大変だった撮影を吹き飛ばすくらい、本当にカッコいい作品になりました。未だかつてない『真田十勇士』が出来上がったと思います」と自信たっぷり。さらに海野六郎を演じる村井が「堤さんのいろんな技を使っていて、オシャレな演出があったり、笑える場所があったり、そして最後に泣いてスッキリした気持ちになって劇場を後にしていただける素敵な作品」と語ると、三好伊三役の荒井も「完成した作品を観て、ド迫力のすごい作品になっていたので、これから公開されることがすごく楽しみ」と期待を寄せる。…